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久野はすみの短歌と日記


by hasumi-kuno
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10月6日 さかのぼって宵祭り

職場からタクシーに乗って
運転手さんに「神輿に遅れそうなんで飛ばしてください」と言う。
「そりゃ急がんと」と運転手さんもノリがいい。

一番手は(気後れして)ヤーコに代わってもらい、
わたしは宵祭りの中盤ごろ、神輿の上に乗せてもらった。
小さな商店街の端から中心にむかって
ゆるやかな坂を下って練り歩く。
神輿は全部で6体、わたしたちはその最後尾だった。
ふと後ろを見ると、見物客がぞろぞろついてくるのが見えた。
暗くて顔は見えないけど、みんなこっちを見てるんだ。
そう思ったら、心に火がついた。

もてこい もてこい
もともとは「祭りだよ、もうでておいで」という意味だったというかけ声。
祭りだよ、みんなついておいで。

トリに乗るのはいつも、ハスキーボイスのジュンちゃんだ。
にぎやかさではピカイチの彼女が乗ると祭りは最高潮。
わたしたちの神輿は、イベント用の軽いものでも
小さな子供神輿でもない。
翌日の本祭りでは男たちがかつぐ、大きな神輿である。
威勢良く揺するなんてことはできないし、
差し上げるには渾身の力がいる。
二人乗った神輿を差し上げると御輿がぐらりと傾いて
ヤーコとわたしは神輿の下に入って支えた。
さゆりちゃんが「すごいなー」と笑った。
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by Hasumi-Kuno | 2005-10-22 03:47 | 日記