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ぺんぺん草日記 hasumi.exblog.jp

久野はすみの短歌と日記


by hasumi-kuno

500円玉貯金(東京記3)

何かに呼ばれるみたいに6時ジャストに起床、ゆるゆる支度。
同じホテルに泊まっていたシキちゃんと一緒に朝ご飯を食べる。
ふと気づくとけっこう時間がたっていて
思わず皿に残っていたバナナ(半分に切ったやつ)を持ってレストランを出る。
そのままコンビニへ行きICレコーダー用の電池を購入(買い物にバナナは邪魔)。

未来大会二日目は、午前10時から歌会、
お昼の休憩のあと岡井先生の講話があり、再び夕方まで歌会。
未来8月号からひとり1首を批評していただくのだが
メモをとりながら真剣に聞いていると
午前中だけでけっこうぐったり。
濃密なのだ。

お昼は高松の田中さん、岡山の大谷さん、山吹さんなどの
瀬戸内美女チーム+和服姿の男前・中島さんという
なんともゴージャスな顔ぶれでイタリアンランチ。
みんなで中島さんの恋人を好き勝手に想像したあげく
「お富さん」という名前までつけてしまう(すみません)。

「僕の話は休憩みたいなもんだから」
そんなことをおっしゃりながら岡井先生はゆったりと話しはじめる。
午後の講話は「現代詩手帖」の特集「四川大地震を前に」を題材に
詩人たちがよせた詩の一部を朗読しながらお話ししてくださった。
岡井先生の深い声を聞くのは大好きだ。
短歌の朗読でもそうだが、解説から詩の言葉へ移る呼吸がじつに自然。
うっとり。

さて、歌会。
厳しく批評して欲しいが、厳しすぎてもへこむ。
今回わたしは川口先生と、大島さんに批評していただいた。
川口先生には結句の曖昧さ(ひざまくらをしてもらってるのか、してあげてるのか)を、
大島さんには「春」を再考してはと指摘される。
大島さんの「しゃれた歌」という評がうれしかった。

飛行機の時間を考えると最後までいられそうにないので
休憩中にできるだけいろんな人にご挨拶。
それでも、席が遠かったり、タイミングが悪かったりで
ご挨拶できなかった方も多い。ごめんなさい。

えんじゅさんから光一郎さんへの伝言を預かる。
「光ちゃん、500円玉貯金よ!」
そうか、そうやって次の年まで思いをつなげていくのもいいな。
来年の大会は大阪。楽しみです。

水甕の水かたむいているようなわたくしである春ひざまくら/久野はすみ
by hasumi-kuno | 2008-09-03 02:29 | 日記