ぺんぺん草日記
2016-11-06T07:47:07+09:00
hasumi-kuno
久野はすみの短歌と日記
Excite Blog
ヒトハコの愉しみ
http://hasumi.exblog.jp/23343629/
2016-11-06T06:30:00+09:00
2016-11-06T07:47:07+09:00
2016-11-06T07:10:24+09:00
hasumi-kuno
未分類
シアターねこ
http://theaterneco.main.jp/
浮雲書店さんにディスプレイを褒めてもらったので、まずまずのデビューかな。
いろんな人と本や短歌やお芝居の話をして、
「ひだま里」の安くておいしいお弁当やシフォンケーキを食べて
夜は柿喰う客の「へんてこレストラン」を見て大笑い。
とっても疲れたけど、最高の休日でした。
準備中のみなさん
浮雲書店さんはさすがプロ。おしゃれ~
「暮しの手帖」は想像以上にとんがった内容で面白かった
参加者は、一箱という限られた範囲でオススメの本を持ち寄っています。
お互いのハコを覗いて、好みが似てれば話が弾むし、
まったく知らないジャンルなら話をきいてみたくなる。
「心が旅する読書会」のらぴすさんから買った穂村弘の『蚊がいる』を
「古珍堂」の店主さんにお貸ししたら、ハマってくれて
お礼に高橋葉介の『怪談』をもらっちゃったり…楽しすぎでしょ!
こちらは笑っちゃうくらいおいしいシフォンケーキ
今日もやってます。
ぜひお立ち寄りください。]]>
松山市民劇場まつり、無事終わりました
http://hasumi.exblog.jp/23008300/
2016-07-19T07:48:00+09:00
2016-07-19T07:55:46+09:00
2016-07-19T07:53:30+09:00
hasumi-kuno
未分類
そして、松山市民劇場まつりの開催によせて、劇団のみなさんから応援のメッセージがたくさん届きました!
芝居への情熱と松山市民劇場への想いにあふれたメッセージに涙が出ました。
本当に頑張らなければいけないのは、これからだと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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【イベント】「松山市民劇場まつり」に参加します!
http://hasumi.exblog.jp/22895993/
2016-06-11T17:11:00+09:00
2016-06-11T17:29:56+09:00
2016-06-11T17:23:40+09:00
hasumi-kuno
未分類
当日は、ほかに踊りや朗読などのステージ、
市民劇場名物「お通し(劇団への陣中見舞い)」の試食、作品展示など。
大人のための学芸会のような、楽しい催しです。
しかも、なんと入場無料!
どなたでも参加できますので、お誘いあわせの上、ぜひご参加ください^_^
*******************
7月18日 14:00〜16:00
ひめぎんホール別館(本館の道を挟んで東側)
お問い合わせは事務局 089-943-2460
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初めてのネットプリント
http://hasumi.exblog.jp/21919117/
2015-12-12T14:47:00+09:00
2016-03-31T13:54:11+09:00
2015-12-12T14:47:47+09:00
hasumi-kuno
日記
同級生の戒能哲雄くんのチェロとコラボしました。
その朗読テキスト(楽譜付き)をジャバラのペーパーにしてネットプリントで出せるようにしました。
これは優秀なデザイナーさんあってのこと。
人となにかをつくると、自分ひとりでは思いつかない形にしあがります。
朗読もネットプリントも、とても楽しい経験でした。
コラボでは、戒能くんの情感たっぷりの演奏に助けてもらいました。
残念ながらそれはお聴かせできないので、
参考にYouTubeのリンクを貼っておきます。
「奉還町ブックフェアあるいはレリジオーソ」×ゴルターマンのレリジオーソ
http://youtu.be/FjUPM_oU5xk
「短すぎる夜の歌」×ブルグミュラーのノクターン
http://youtu.be/m_sKRr_n1NE
「ジンジャーブレッドタウン」×ゴルターマンのセレナーデ
http://youtu.be/U-yEmbcU8ck
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短歌の超短編
http://hasumi.exblog.jp/21848298/
2015-11-19T00:03:00+09:00
2015-11-19T00:08:08+09:00
2015-11-19T00:03:09+09:00
hasumi-kuno
短歌
石川美南さんの短歌から発想して500文字以内の超短編を書くというもの。
http://inkfish.txt-nifty.com/diary/2015/09/post-071d.html
入賞できませんでしたが
初めて書いた小説らしきものなので、記念にここに。
調子に乗って三つも書いてしまいました。
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■美術館館長Tが遺したる小さな鍵についての話/石川美南
春の庭
最後にTが私のもとを訪れてから、もう十五年経つ。肌の艶はやや衰えたが、Tが愛したなめらかな曲線は昔のままだ。実直さだけが取り柄のTは小さな美術館に勤め、やがて館長になった。実際は倉庫番のようなものだったが。
鍵穴からわずかな風が吹き込み、首すじを冷やす。あの庭の薔薇も枯れている頃だろう。あれは最後の春、Tは美術館の庭に椅子を置き、咲き誇る白薔薇の前に私を立たせた。私はひかりの中でほがらかに唄った。芝生では小さな男の子が跳ねるように拍子をとっていた。あれはまことに幸せな春だった。今夜はあの子の利発そうな目を思い出しながら眠ろう。
カチッと尖った音がして目が覚めた。鍵が開いたのだ。蛍光灯の光に埃がきらきらと輝く。青年は私をやさしく抱き起こし、確かめるように撫でた。しなやかな指が首すじに触れ、私はあの春の庭を思いだす。
チェリストの青年はチェロをケースに戻すと、職員に深く頭を下げた。
「ありがとうございました。これで祖父の鍵の謎が解けました」
「十五年ものあいだ倉庫にあったのに、誰も気付かなかったのが不思議です。御祖父様は、なぜ楽器を隠していたのでしょう」
「さあ…」
青年は利発そうな目を細めて微笑んだ。
********
■美術館館長Tが遺したる小さな鍵についての話/石川美南
白薔薇の前で
私は百五十年生きている。最後にTが訪れてもう五年経つが、Tが愛した肌の艶も、なめらかな曲線も昔のままだ。実直さだけが取り柄のTは小さな美術館の館長だった。Tに家庭があるのは知っていた。いつかは終わりがくることも。
鍵穴から夜半の風が吹き込み、首すじを冷やす。Tが植えた薔薇も枯れている頃だろう。毎年、五月に妻と子どもは田舎へ行く。Tは庭に椅子を置き、芳しい白薔薇の前で私を抱いた。Tは一度も愛していると言わなかったが、私は知っていた。首すじをすべる指、激しい鼓動、眉間の皺。思い出すと申し訳ない気持ちになる。私はTを一度も愛したことがなかったのに。
カチッと尖った音がして目が覚めた。鍵が開いたのだ。窓からの陽に埃がきらきらと輝く。若者は私を抱き起こして、確かめるように体を撫でた。力強い指が首すじを圧し、私は思わず声をあげる。
「売っていただけますか」
チェリストの若者は私をケースに戻すと、目を輝かせてそう言った。
「ええ」
年老いた女が頷く。この女に私の価値など判るはずがない。家にある絵がすべて偽物だということにも気付いていないのだから。
私は百五十年生きてきた。いとしい人に抱かれ、綺麗な声で唄うために。
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■午前二時のロビーに集ふ六人の五人に影が無かつた話/石川美南
回転ドア
死が近づくと人の顔は変わるものだなあ。僕は五十歳になったばかりとは思えないほど老けた妻と、やけに若々しい彼女の同級生たちを見比べていた。
妻の舌に潰瘍ができたのは二カ月ほど前。買ってきたオレンジをわたすと、悲しい顔で「食べられないの」と言った。一週間後にはハーゲンダッツが食べられなくなり、淹れたてのコーヒーが飲めなくなった。
妻が懐かしい友人たちに会いたいと言うので、僕は賛成した。「一緒に行ってくれる?」と妻は僕の目をまっすぐ見て言った。僕は、反対しなかった。
四十代にしか見えないキヨコさん。ほっそりしたタカコさん。少女のようなユキコさん。みんなは懐石料理を堪能し、妻は茶碗蒸しをよく冷ましてゆっくり食べた。ホテルのバーで軽く飲み、ロビーのソファでまた話し込む。日付が変わる頃、回転ドアが動いて、ふっくらした中年の女の人が現れた。一番の親友のチカちゃんが駆けつけてくれたのだ。
近況報告が一段落すると、チカちゃんがすっと立ち上がった。
「ごめんね。わたし、戻らなくちゃ」
彼女の足元からのびた淡い影が、みるみる濃くなっていく。
午前二時、僕たちは回転ドアに吸い込まれてゆくチカちゃんに、「またね」と手を振った。
********]]>
題詠blog2015に参加します
http://hasumi.exblog.jp/21797010/
2015-11-02T12:46:00+09:00
2015-11-02T12:47:31+09:00
2015-11-02T12:46:08+09:00
hasumi-kuno
短歌
イベント終了まで一カ月を切ってます。
でも、早めに参加表明してもやっぱりこうなる気はします。
題詠用のブログはこちら。
ぺんぺん100%
よろしくお願いします。]]>
岡山ブンゲイリーディングのこと
http://hasumi.exblog.jp/21504290/
2015-08-01T01:52:00+09:00
2015-08-04T13:10:48+09:00
2015-08-01T01:52:51+09:00
hasumi-kuno
短歌
どうしても裏方気質が抜けないので、助っ人として
高校の同級生の戒能哲雄くんにチェロを弾いていただくことにしました。
短歌のイメージにあう曲を選んでもらい、曲に合わせて手直しをするというコラボレーション。
戒能くんは打ち合わせの段階からいろいろアイデアを出してくれました。
会場で配るテキストペーパーに「楽譜を入れたいな」というので
「蛇腹折りにしよう!」というふうに、お互いの思いつきを形にしていくのも楽しかったです。
楽譜の作成も戒能くんがやってくれました。
二日前に永瀬清子の詩「松」を追加しても、ちゃんと曲を用意してくれて感謝しています。
このイベントの主催者は、歌人の大木はちさん。
持ち時間は1組10分で、基本は自作のなにかを朗読…でもまあ、なんでもあり(笑)
短歌、俳句、詩、散文、音楽や写真とのコラボ、弾き語り、会話劇など、盛りだくさんで
「ブンゲイって楽しい、表現って楽しい」と思えるイベントでした。
「みんな楽しそうだから、わたしも読みます!」という方がいたのはその証拠。
打ち上げでは会話劇をやったユカリーヌさんと演劇の話で盛り上がりました。
会場のKAMPというゲストハウスも、周辺の奉還町商店街も、良い雰囲気でした。
はちさん、出演者のみなさん、観客のみなさん、
応援してくださったみなさん、ありがとうございました。
☆ステージ写真を撮ってくださったのは、未来の大谷真紀子さんです。
会場でお渡ししたテキストペーパーのデザインは、
フリーペーパー「谷は欠ける」「月に非ず」と同じ方にお願いしました。
ブルーの文字が雨のように降ってくる、美しいデザインです。
文字は雨 楽譜は小川 うつくしい時を記した紙束を抱く/久野はすみ
「奉還町ブックフェアあるいはレリジオーソ」
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『シネマ・ルナティック』について
http://hasumi.exblog.jp/20649801/
2015-01-05T21:00:00+09:00
2015-01-05T21:04:16+09:00
2015-01-05T11:06:15+09:00
hasumi-kuno
歌集『シネマ・ルナティック』
大阪中崎町の葉ね文庫さんで購入できます。http://hanebunko.com/
よろしくお願いします。
砂子屋書房の在庫はおかげさまで完売となりました。
ありがとうございました。
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あけましておめでとうございます
http://hasumi.exblog.jp/20632579/
2015-01-02T08:55:00+09:00
2015-01-05T10:48:02+09:00
2015-01-02T08:57:25+09:00
hasumi-kuno
日記
新しいつながりができるたびに、いままで見ていた世界って狭かったんだ、と感じました。
「歌集を出すのは大変なこと、身体をこわさないように」と心配してくださる方もいましたが、ありがたいことに、その点は大丈夫でした。
そのかわり、自分のキャパを超えることは放ったらかしのまま迎えた2015年。
本当にごめんなさい。
少しずつ取り戻していきたいです。
『シネマ・ルナティック』は、お友だちになってほしい、好きになってほしいと思ってつくった歌集でした。
これからは「嫌われてもいい」という覚悟で言葉と向きあいたいと思います。
今年もよろしくお願いします。]]>
【告知】大阪短歌チョップに参加します
http://hasumi.exblog.jp/20007366/
2014-07-17T20:30:00+09:00
2014-07-17T15:11:40+09:00
2014-07-17T15:08:31+09:00
hasumi-kuno
歌集『シネマ・ルナティック』
歌集『シネマ・ルナティック』を委託販売していただきます。
大阪短歌チョップ
http://www.tankachop.com/
イベント内の「フリーペーパー天国」には
手作りZINE「谷は欠ける」を出品(限定100部)。
「うたのかべ」にも出詠しています。
投稿していない方でも投票できます。
詳しくはこちら。
http://www.tankachop.com/utakabe/uta.html
本人は午前中と夜の懇親会に参加予定です。
どうぞよろしくお願いします。
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風間祥さんの「銀河最終便」
http://hasumi.exblog.jp/19376640/
2014-01-23T22:00:00+09:00
2014-01-23T22:14:04+09:00
2014-01-23T12:57:54+09:00
hasumi-kuno
歌集『シネマ・ルナティック』
今日は風間祥さんの「銀河最終便」です。
http://sho.jugem.cc/?eid=4817
風間さんは、ネット系歌人の草分けと言ってもいいんじゃないでしょうか。
彼女の歌は、あふれる思いが体を通過したら、もう歌になっていた、という感じ。
わたしの愛唱歌はこれです。
クレッシェンド・デクレッシェンドどうしろというのだ降ったり止んだり雨は/風間祥
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『シネマ・ルナティック』一首鑑賞していただきました
http://hasumi.exblog.jp/19367498/
2014-01-21T01:55:00+09:00
2014-01-21T09:16:50+09:00
2014-01-21T01:51:33+09:00
hasumi-kuno
歌集『シネマ・ルナティック』
ぽつぽつ紹介していきたいと思います。
まずは砂子屋書房「日々のクオリア」。
都築直子さんの一首鑑賞です。
http://www.sunagoya.com/tanka/?p=11422
都築さんとはずいぶん前にネット歌会「梨の実歌会」でご一緒させていただいたことがあります。
都築さんはその後、2006年に出された第一歌集『青層圏』で現代歌人協会賞を受賞。
すでに第二歌集も出され、ずいぶん差がついてしまったなあ…と、ご活躍を眺めていました。
都築さんから、一首鑑賞で取り上げた旨お手紙をいただきましたが、
そこには「梨の実歌会の同窓生の第一歌集、うれしく拝読しました」とありました。
しみじみうれしかったです。]]>
第一歌集『シネマ・ルナティック』が完成しました
http://hasumi.exblog.jp/18892820/
2013-11-11T00:00:00+09:00
2013-11-03T08:43:10+09:00
2013-11-01T18:31:45+09:00
hasumi-kuno
日記
発行は11月10日です。
お問い合わせは砂子屋書房まで。
http://www.sunagoya.com/
初めての歌集なのでどきどきしています。
どうぞよろしくお願いします。
先行で、紀伊國屋書店グランフロント大阪店の短歌フェアに置いていただいてます。
フリーペーパーやネットプリント豆本、学生短歌会の冊子など
短歌の「今」に出会えます。
フェアは11月15日までですので、ぜひ行ってみてください。
また、歌集の表紙画と挿画を担当してくださった
版画家•スミダヒロミさんの個展「布と版Ⅲ」でも入手できます。
こちらは11月10まで。
個展会場は松山市高井の「3ta2ギャラリー」
http://3ta2-gallery.com/
スミダヒロミさんのHPもぜひご覧ください。
http://ww82.tiki.ne.jp/~tobuhabakuku/index.html
「ふくみみ」スミダヒロミ
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「題詠blog2013」参加中です
http://hasumi.exblog.jp/18901360/
2013-11-03T08:47:58+09:00
2013-11-03T08:45:30+09:00
2013-11-03T08:45:30+09:00
hasumi-kuno
短歌
でも、あんまり怖くないです。
ブログタイトル「ぺんぺん100%」
http://penpen100.exblog.jp/
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足立尚彦歌集『でろんでろ』(ミューズ・コーポレーション/2013.5)
http://hasumi.exblog.jp/18035754/
2013-07-03T21:02:00+09:00
2014-01-22T10:02:07+09:00
2013-07-03T21:02:05+09:00
hasumi-kuno
歌集
マスターがたったひとりでやっている喫茶店がある。
一見無造作に見えるしつらえは不思議な調和を保ち、居心地がいい。
そして必ず、おっ、というコーヒーを飲ませてくれる。
足立さんはわたしにとってそんな歌人である。
水槽の壁はそこそこ透明でさびしいさかな さびしいさなか
「そこそこ」や「さびしい」は歌をつくるなら
なるべく避けるべき言葉だろう。
完全に澄み切ってはいないけど汚くもない水槽。
そこにいるしかない魚のさびしさ。
世界とは…いや、そんな理屈よりもまず、ひらがなの
「さびしいさかな さびしいさなか」の繰り返しに目がいく。
そこにあるのは、虚無だ。
この歌人は詩歌の常識とは逆のベクトルで
言葉を感知しているのではないだろうか。
例えば、次のような歌。
ナーランダーチューリップらがナーランデー唱えていたり植物経を
でろんでろでろんとぶるうす弾きおればおれとう已然形ぞかなしき
なくなったものがおおくてたまらんよたまらんものがたまっているよ
一見、駄洒落のような、やけくそのような言葉たち。
実はこの歌集の背後には「妻の死」があるのだが
悲しみをストレートに出さず、少しずらして詠む。
そういう風にしか表せない、歌人の含羞がせつない。
そして奇妙に明るい悲哀が、読後にじんわりと沁みてくるのである。
ほろろろろわれはまだまだ酔いたりずひつぎのまえでけむりをのめり
飲んだかあ、ああ飲んだよう男らに嘘、本当の区別はあらず
宮崎在住。酒と肴の歌がとても良い。
無頼派の男歌である。ただし、とことんやさしい無頼派だ。
発見の歌もおもしろい。
言葉や文字、日常のふとした場面をひっくり返してみせる。
飛行機雲の先頭をゆく飛行機の見えなくなって秋はひろいよ
おじいさん・犬・おばあさん・中年が散歩する朝、猫の曖昧
なるほど、飛行機と飛行機雲の関係はそうとも言える。
確かに猫がいたとしてもそれが「散歩」なのかどうかはあやしい。
他にも可笑しい歌はたくさんあって、読み終わるまでに何度もふきだした。
観察力、発想力が生み出すフモール。
それは人間性が加味されてこそ味わい深いものになるのだ。
路地裏の喫茶店で感じるような、人生の味。
もっともっと引きたい歌はあるけれど、あえて引かない。
人に教えたくない、でもすごく教えたい歌集『でろんでろ』。
そこにはきっと、おっ、という歌があるはずだ。
鮪鯖鱸鱈鱒鰻鯉鰈鰤鮫、がんばれ湯呑み]]>
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