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久野はすみの短歌と日記


by hasumi-kuno
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未来所属の歌人・田中美智子さんが短歌部門の選者をされている
香川県宇多津町の「平成相聞歌 ケータイで恋の歌を」
明日までですが、どうぞふるってご応募くださいませ。

テーマは「恋」。
「恋」という言葉が入っている必要はありません。
あなたの想いを80字以内で自由に表現してください。
応募点数の制限はありません。
ちなみに最優秀賞の賞金は10万円です。
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by hasumi-kuno | 2008-11-29 10:45 | 日記
(つづきのつづきのつづき)
ステージから降りた観客を、出演者が会館の外へと誘導する。
外はすでに暗く、細かい雨がふっていた。
「続きはあちらです!急いでください!」
そこには離陸を待つ人力飛行機ソロモンがいた。

市営球場跡地の広場についに姿を現した、木製の飛行機。
その前に立つ搭乗員たち。
マイクは途切れがちで言葉の意味は伝わりきらない。
だが、容赦なくふる雨の中でのパフォーマンスは圧巻であった。
やはりこれは祭りだ。
テラヤマ祭だ。
それぞれの言葉を叫び終えて走り去ったパフォーマーたちは
きっと寺山の兄弟や子どもたちなのだ。

まだ何か起こりそうな不穏な空気を味わいながら
水たまりだらけの広場をあとにした。

興奮さめやらぬまま、Oさん、シキちゃんと夜のカフェに入り
あたたかいものを食べた。
地図を広げ、それぞれが歩いた道をたどった。
体験したことを話し、受け取ったものを見せあった。

この日、わたしたちが共有したものは何だったのか。
「百年たったらその意味がわかる」と地図には書いてある。
百年後にはみんないなくなってるじゃないか。
なんだかテラヤマに騙されたような・・・?

とにかく楽しい祭りだった。
騙してくれてありがとう。

どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう(寺山修司)
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by hasumi-kuno | 2008-11-29 08:08 | 映画・演劇

出会ったり別れたり

(つづきのつづき)
月蝕歌劇団による詩劇「思想への望郷」は
残念ながら満席で見ることができなかった。
あきらめきれず会場の前に立っていたら、片上さんと出会う。
途中で出会い、いっしょにまわっていた白塗りの人たちと別れ、
(白塗りの1人がなんと会社の人だったのだ)
しばし片上さんと立ち話。
そこで、やはり会場に入れなかった女性・Oさんと知り合う。
片上さんと別れ、Oさんとエピローグの会場へ。

早めに動いたつもりだったが、
市民会館にはすでに長蛇の列ができていた。
空席をさがして一番前の席まで行ってビックリ。
なんとシキちゃんがいた。
市民会館のあの人数の中でよく出会えたものだ。

エピローグ「思想への離陸」

ふたたび現れる手旗信号の少女たち。
中央で語り続ける男。
黒服の歌姫たち。
万有引力と月触歌劇団の役者たちの共演。
プロの俳優だけでなく、
オーディションによる一般参加者もまじっているはずだ。
そのせいか、ステージからビリビリと緊張感が伝わってくる。
最後には客席の参加者もステージへと導かれ写真におさまった。

これで終わりかな、と思ったら
ソロモンの離陸はこれからなのだった。
(あと1回つづきます)
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by hasumi-kuno | 2008-11-27 21:47 | 映画・演劇

青空少女と天文学者

(前の日記のつづき)
これを実験と言うなら、その意味はわからないが
祭りならいっしょに楽しめそうだ。
その後はかなり欲張って市街を歩きまわった。

出会えたのは
「1メートル四方1時間国家」
「青空を私有することの犯罪性」
「天文学者の孤独」
「ビデオシアター」
「疫病流行記=商船パゴパゴ篇」
「子規と漱石と『坊っちゃん』」
「老ポパイの帰還」
「注文の多い料理店」
「横断歩道のわたり方」(たぶん)
「長距離ランナーの孤独」
といったところ。
固定型演劇もあれば移動型演劇もある。
同時刻にあちこちで起こった出来事の
三分の一も体験できただろうか。

青空を抱く少女といっしょに写真をとった。
街行く人の視線をあびつつ白塗りの人たちと歩いた。
料理店のひどすぎる注文に大笑いした。
孤独なランナーに話しかけた。
古びた部屋に独り住む天文学者の地図に
金色の星を残した。

初めて会った人と友達になった。
会いたかった人に会った。
(まだつづきます)
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by hasumi-kuno | 2008-11-27 07:59 | 映画・演劇

わらわらと子規の顔

なぜいまさら、しかもなぜ松山で、という疑問を抱きつつ
24日は市街劇「人力飛行機ソロモン」を見に松山市街へ。

その前に子規記念博物館で関連企画でもある展示を見る。
「歌人・俳人 寺山修司と天井桟敷ポスター展」(〜30日)
ぐるりと飾られた天井桟敷のポスターは斬新奇抜、色鮮やか。
役者へのダメだしメモが演劇人・寺山をしのばせる。
歌人向けには「チェホフ祭」掲載の「短歌研究」が鳥肌ものだ。

路面電車で移動、市役所の入り口で受け付けをすると
地図と子規の顔がプリントされた紙のお面
(正確にはお面の紙と一本のゴム)をわたされる。
みんなさっそく楽しげにお面を作ってつけている。
素直だなあと思いつつ、プロローグの会場、大街道へ。
そこには大きなトラックが据えられ、イントレが組まれ、
そのまわりをすごい数の子規の顔かわらわらと取り囲んでいた。

プロローグ「百年鐘=歴史の蹉跌」

鳴り響く音楽。
吐き出される言葉。
イントレのうえで手旗信号を繰り返す少女たち。
人々は歩き、ダンサーは地を這う。
圧倒された。
これは祝祭なのだ。
(つづく)
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by hasumi-kuno | 2008-11-27 07:56 | 映画・演劇
生まれつきの運動神経(反射神経?)の鈍さに加え
免許を取ったのが遅かったものだから、
車の運転には全く自信がない。
それでも青空に励まされて
(かといって私の運転では人を誘うこともできず)
久万美術館まで、ひとりで片道約1時間の紅葉ドライブ。

目的は万作と草田男―「楽天」の絆

松山に生まれてよかったと誇りに思えるような内容。
同時に、自分の無知をつくづく思い知らさせる。
母校の敷地内にたつ石碑が
草田男の言葉だということも知らなかった。

稲川正人氏の短編映画がよかった。
路面電車、明鏡館、老舗のバーなどにまじって
角田造船が映っていた。

お土産に「おくま饅頭」を買って無事帰還。
山道運転の緊張がほどけて夕食後は爆睡しました。

「青春、友情、希望―ここに存せし一切のものの不滅を信ず」(草田男)
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by hasumi-kuno | 2008-11-23 10:38 | 日記

Angelはひざをかかえて

そんなつもりじゃなかったのに、今日もまた
金城の映画を見てしまう。

ラブ・ファンタジー「薫衣草/Lavender」
今度は英語字幕付き(何もないよりはまし)。

亡くなった恋人を思い続けるアロマテラピストのアテネ、
天国に戻るために真実の愛をさがすエンジェル、
アテネの隣人で、心優しいゲイのチャウチャウ・・・
と書いてあらためて思うけど、非常にべたなストーリー展開である。
にもかかわらず、後半不覚にも泣いてしまったのは
メインの3人がとてもいいから。

金城天使のすっとぼけた行動がとってもおかしい。
きゅっと小さくなった背中の羽根とか
じわっと体育座りになっちゃうところとか、超キュート。

やばい、短歌に戻らなきゃ!(汗)
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by hasumi-kuno | 2008-11-15 16:50 | 映画・演劇
「レッドクリフ」以来、どうかしてしまったみたいだ。

まずは周瑜・孔明コンビのサスペンス
「傷だらけの男たち」をレンタル。
金城はアル中の探偵という渋い役で、ますます火がついた。

つぎに借りたのはミュージカル「ウィンターソング」。
映画の撮影現場の話で、金城はスター俳優の役。
スターになる前のダサめがねもかわいかったが
記者会見の場面のタキシード姿は本当に美しかった。

今夜は「アンナ・マデリーナ」がどうしても見たくて
レンタルショップをはしごしてさがすも見つからず。
我慢できず字幕のないものを動画サイトで見てしまう。
金城は今度は銀縁めがねで、さえないピアノ調律師の役。

せりふもわからないのにナンですが、3本の中でいちばん好き。
なんとレスリー・チャンが脇役ででてるし。
バッハのアンナ・マデリーナにあわせて歌う金城、チャーミングすぎる!

という具合になぜかふってわいた金城な日々。
自分でもふしぎなほどの入れ込みようだ。
これは恋ですか? 
脳から幸せ物質セロトニンが大量に出ている気がする。

「セロトニンが出てるから、やせるかも~」と
友だちに言うと
「ドーパミンじゃないの」とつめたく言われる。

ち、ちがうから。
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by hasumi-kuno | 2008-11-15 07:12 | 映画・演劇

眠れない夜

眠れないのは眠くないからではなく
眠ってると間に合わないからで
またしてもいろんなことがギリギリだ。

昨日は仕事帰りに光一郎さんと落ち合い
書評の打ち合わせ&よもやま話。
地方なのにこうして直接会って歌の話ができる先輩がいるのは
ほんとにありがたいことだと思う。
家に帰って鏡を見たらくちびるが緑になっていておどろく。
(なんのことはない抹茶のせい)

今夜は岡井先生の『ネフスキイ』を読んでいる。
これは2007年7月の歌。

奔馬とふことば羨しき明けぐれや靴ひきずりて行く伊予の国/岡井隆(『ネフスキイ』)
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by hasumi-kuno | 2008-11-07 01:50 | 日記

赤壁

レイトショーで「レッドクリフ Part1」を見ました。

吉川英治の『三国志』を夢中になって読んだのは
いま中1の下の子がまだお腹にいたときのこと。
もう細かい話はかなり忘れてしまっていたが
英雄たちは一目で誰かわかるほど定番のイメージで
古い友人にあうような懐かしさがあった。
(劉備だけ、もうちょっと若いと思っていた)

とうぜん血なまぐさい話なのだが
クスッと笑えるところもある。
そしてみんな格好いいったら!
特に趙雲は予想以上の二枚目っぷり。
メインとなる周瑜の人物像もとても魅力的だ。
そして「陣」を使った戦法を実写で見られたことに感動~。

それにしても金城武の目はなぜあんなにうるんでいるのか。
やられます。
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by hasumi-kuno | 2008-11-03 09:28 | 映画・演劇