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久野はすみの短歌と日記


by hasumi-kuno
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「最寄り駅まで送りますよ」というボスの好意を素直に受けておけば良かったのだ。
伊丹駅でモタモタし、快速をのがすという大失態。
遅れて部屋に入っていくと「ああ、久野さん、忘年会に来はったん」と言われる。やっぱり久野といえば酒?(汗)

歌は17首、4首選。
なごやかだけど批評はきっぱりしていて、とても気持ちのいい歌会だった。
批評の中での発見、多々。
やけくそ的な勢いのある歌がベテランの方の作品だったりして、みんなチャレンジャーだなあ。

印象に残ったのは、「おり」は生々しい、四句の気持ちになる、「涕」は低いほうへ流れる、我は吾より強し、イツミキトテカ、時雨はマスなど。
いきなり荒城の月を歌いだす吉野さんがラブリーだった。

久野の歌は6票。意味の取りづらさと結句の不全感が問題。

そして結局、忘年会にも参加させていただくことに(笑)
いろいろなお話を聞いて、のろまな亀にもさすがにやる気スイッチが入る。
さめないうちに叩かねば…。

コストコ、IKEAを荒らしていた本隊に三宮でキャッチされ、淡路島経由で四国へ。
帰りは鳥肌実を子守歌に気持ちよくうとうとして、深夜12時半に帰宅。
新淀川歌会のみなさま、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

拒みつつふれようとする冬の日の柳は深く息をしずめて/久野はすみ
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by hasumi-kuno | 2012-12-25 23:00 | 短歌
「どうしても伊丹に行きたいんですよ」とボス。
「あー、わたしも行きたいんですよ、難波ですけど」
「じゃ、一緒に行きますか!」ってことで、23日、ボス主催の関西弾丸ツアーに便乗することになった。
メンバーはボス、ボスの弟たかちゃん、元同僚ゆうこちゃん(わたし以外はアラサー)。
予想はついていたけど、4時間笑いっぱなし。

ボスたちの目的は鬼海弘雄写真展。
http://artmuseum-itami.jp/

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素人に理解できるんだろうか…というのは余計な心配であった。
ずらりと並んだモノクロのポーレートにただただ圧倒される。
とにかく濃い。
「アウトローですね」とたかちゃん。
そう、写真家がカメラをむけるのは、どこか外れた人たちなのだ。
そこで交わされた会話、写真家と出会うまでの時間を思う。
なかには思わずふきだすものも。
それでいて、ふいに泣きそうになったりして心が揺さぶられる。
美術館自体も日本庭園があったり、移築された民家(酒蔵?)があったりと
なかなかよい雰囲気でありました。

ボスの予定表どおり、美術館で「放流」されて、難波へ。(後篇につづく)
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by hasumi-kuno | 2012-12-25 22:30 | 日記
東京の歌人さんたちの忘年歌会にエア参加させていただきました。
歌会の様子をTwitterでつぶやいてくださったので
エアでもとても楽しかったです。
リアルご参加のみなさま、ありがとうございました。

ガチャピンの顔をぴったり貼り付けて静かに朝のお茶をそそぎぬ/久野はすみ
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by hasumi-kuno | 2012-12-25 19:08 | 短歌
ひさしぶりの松山歌会は題詠、お題は「えらぶ」。
表記自由、言葉を読み込まなくてもOKというゆるいものだ。 

参加者4名、歌は5首。
こぢんまりと、アート系ブックカフェで飲み食いしながらの忘年歌会。
今回は正選1票、逆選1票を入れることになったが、どの歌もあまり傷がなく、逆選に苦労した。
わたしの歌は3票。ただし2票が逆選(笑)
うまいだろうという顔が見える、と光一郎さん。 それって、どや顔?
わたしも光一郎さんの歌を逆選でとっていたので、せいいっぱい逆襲しておいた。
今回の話題は 『侏儒の言葉』、男の蒸発願望、大根は里芋にかえられるか、ちりめんから小さいイカを取り出す機械についてなど。
歌会のあとは、なぜかイノシシの話でもりあがった。

帰り際、曽根さんが「ブーツ、見せてくださいね」とにっこり笑った。
すみません、買ったのは1000円の偽ムートンブーツなんですよ…。

出奔のさいにはきたきものという基準で選ぶ春のブーツは/久野はすみ
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by hasumi-kuno | 2012-12-25 18:42 | 短歌

「演劇1」

会社からダッシュでシネマルナティックに駆け込んだ。 「もう始まってますか?」 「いえ、まだです。…だれもいないので始めてなかったんです(笑)」

ええっ? まさかの貸し切り? と、思ったら、続いて「くす☆芝居」のお二人がいらした。 3人か…。かなしいけれど首都圏との文化格差を感じずにいられない。いや、松山が特殊なのか。

想田和弘監督の「演劇1」は 劇作家・演出家の平田オリザに密着したド キュメンタリー。 小説でも映画でも、ノンフィクションより フィクションにひかれるのだけど、これは観て良かった。
講演で演劇とはなにかをやさしい言葉で語 り、 稽古場では細かいセリフのタイミングまで執拗にダメ出しをする。 事務所では経営者として膨大な伝票をチェックし、ほんのわずかな合間にノートパソコンにむかって新しい戯曲を書く。
「演劇はイメージを共有するもの。でも観客は簡単にイメージできるものには感動しません。 イメージし難いものを共有できたときに感動するんです。 いちばんイメージできないもの、それは人の心です」
さまざまな現場のリアルが映し出される。 稽古場、事務所、舞台。 劇場のある駒場東大前の日常の風景がいい。
でもわたしのテンションが一番あがったのは、仕込みと場当たりだった。 梁の多いセットに照明をあてるのは難しい。 いかにもスマートな照明プランナーさんのあしもとが、足袋と雪駄だった。 そんなことがしみじみうれしい。
3時間近い映画は、俳優の志賀廣太郎の還暦をサプライズで祝う場面で終わった。「はい、撤収~」の声(笑)
わたしも旅先の舞台の上で誕生日を祝ってもらったことがある。 数日前から旅のメンバー全員でこっそり仕込んでいたのだった。 演劇人はそういう遊びが大好きなのだ。

ワークショップの打ち上げで、参加した中学生たちに平田オリザはこう言った。
「やってて楽しくなければ、それは演劇ではありません」

来週は「演劇2」を観ます。

※引用は記憶に頼っているので正確ではありません。ご了承ください。
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by hasumi-kuno | 2012-12-15 10:37 | 映画・演劇